週末の振り返りと、来週の準備
来週は、日米の政策判断。
見る順番を、整えておこう。
FOMC、米GDP・PCE、そして日銀。発表が重なる週だからこそ、時刻と確認点をひとつずつ。前営業日のドル円も、比べる時点をそろえて読み解きます。
発表前に、時刻を確認
10月24日は土曜日。ここでは、来週の政策・物価・成長に関わる予定を掲載しています。すべて日本時間です。
この条件に該当する予定はありません。
予定は10月24日時点で公式資料を確認。変更の可能性があります。対象の分類は本ページの編集上の整理です。発表前の結果や市場予想値は掲載していません。
来週の注目点は、3つ
FOMCは、結果と説明を
続けて読む。
03:00の決定だけでなく、03:30の会見までが一連の確認です。政策金利がどうなったかと、今後の判断条件がどう語られたかを分けて記録します。
確認順:決定 → 声明 → 記者会見
GDPとPCEは、
同じ時刻の別の材料。
成長が強いか、物価の伸びが鈍っているか。片方の見出しだけでは全体像はつかめません。対象期間も、GDPは四半期、個人所得・支出は月次と異なります。
確認順:対象期間 → 伸び率 → 内訳・改定
日銀は、決定と見通しを
セットで確認。
会合終了時刻は決まっていません。政策判断、展望レポート、15:30予定の会見を順に読み、物価の見方と今後の判断条件を整理します。
確認順:政策判断 → 見通し → 記者会見
以上は、公式日程をもとにしたうさぎFXの確認ガイドです。政策決定や値動きの予測ではありません。
ドル円・ゴールドの見どころ
値動きを追う前に、どの材料と照合するかを決めておく。
日米の説明を、同じ軸で並べる。
- FOMCで、物価と雇用に対する評価を確認する。
- 米GDP・PCEで、政策発表後の成長と物価の情報を読む。
- 日銀の政策判断と見通しを確認し、日米それぞれの説明を比較する。
円安・円高を一本の材料で説明せず、発表時刻と値動きを照合します。
金利とドルの反応も、いっしょに。
- FOMCの声明と会見を通して、金利見通しの説明を確認する。
- PCEの総合・コア、前月比・前年比を分けて読む。
- 金価格だけでなく、米金利・ドルの動きも並べて確認する。
金利やドルと金価格の関係は一定ではありません。金は利息を生まない資産という性質も踏まえます。参考:WGC ↗
前営業日、何が変わった?
10月23日(金)のドル円と、同日公表の日本の消費者物価。確認できた事実から振り返ります。
10/22 17:00の中間値は157.23円。10/23の公表レンジは156.08〜157.16円。中間値は公表BID・ASKの中間を当サイトで計算しています。NY終値や現在の取引価格ではありません。
「上がった・下がった」は、
比べる時点で変わります。
朝から夕方ではドル高・円安方向。一方、前営業日の夕方との比較ではドル安・円高方向でした。「前日比」と「日中の動き」を分けると、見出しの印象だけで判断せずに済みます。
日本CPIは、内訳の違いも確認。
10/23公表の9月全国CPIは、生鮮食品を除く総合が前年同月比+2.1%。生鮮食品とエネルギーを除く総合は+2.4%でした。除く品目が違う指標なので、同じ数字として扱わないことが大切です。
この物価発表がドル円の変動原因だったとは、ここでは断定していません。
来週を、ひと続きで見る
10月26日(月)〜30日(金)。後半に発表が集中します。
発表前の整理。保有ポジションがある場合は、予定時刻と自分の管理ルールを確認。
FOMCは米国時間27日に開始日本時間29日早朝のFOMCに備え、結果と会見の時刻を再確認。
FOMC会合の最終日は米国時間28日03:00 FOMC、03:30 会見。21:30に米GDPとPCE。日銀会合も始まります。
早朝と夜に、確認を分ける日銀の結果は時刻未定。15:30 会見、21:30 米雇用コスト指数。
日本の政策判断から米賃金コストへこの欄に記載のない日にも、別の発表や突発的なニュースはあり得ます。
はじめての用語メモ
気になる言葉を押すと、短い説明が開きます。
FOMC — 米国の金融政策を決める会合
米国の金融政策を審議する委員会です。政策金利の決定に加え、声明や記者会見で示される判断の背景も確認します。
PCE価格指数 — 消費の物価を見る指標
米国の個人消費に関わる価格の変化を表す指標です。総合と、食品・エネルギーを除くコアでは対象が違います。「個人消費が増えた」と「価格が上がった」も別の内容です。
GDP速報 — 後から改定される成長率
一定期間に国内で生まれた付加価値を測る統計の最初の推計です。速報は追加資料によって改定されます。米国の実質GDP前期比年率と、前年比などを取り違えないようにします。
前月比・前年比 — 比較する期間の違い
前月比は直前の月、前年比は前年の同じ時期との比較です。同じ指標でも違う動きをすることがあります。季節調整の有無も確認します。
雇用コスト指数 — 雇うための費用
米国の賃金・給与や福利厚生など、雇用に伴うコストの変化を測る指標です。雇用者数や失業率を公表する雇用統計とは別です。
ドル円の上昇 — 円安方向を表す
ドル円は「1ドルを買うために必要な円」で表示します。156円から157円なら、同じ1ドルに必要な円が増えるため、ドル高・円安方向です。
この記事の出典
資料確認日時:2026-10-24 23:53(日本時間)。数字・日程と、編集部の確認ガイドを区別して掲載しています。本文はうさぎFXの独自編集です。この記事は2026年10月24日時点の記録です。予定として掲載した発表の結果は含んでいません。最終修正:2026-10-25 00:37(日本時間)(日付フィルター・表記・出典リンクの整備)。